イタチ・鼠・猫等の退治駆除、各消臭剤対策相談員の、動物たちとの知恵比べ闘魂対戦記！

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久しぶりに強そうな敵が出現しました。

　「正体不明の動物が車をかじり、今まで40万円の修理代がかかっている。
　何か対策はないか。」

という被害者からの相談である。

　「被害の状況は、夜、車庫に入れて、次の朝、車に乗るまでの間に
　車のラジエーターの横についているホースを何者かがかじるというのです。
　結果、ラジエーター液が漏れ、オーバーヒートの恐れが出てきた。」
ということです。

　「修理のため、代車を借りたのだが、その代車も同じようにかじられたとのこと。
　今まで、何度もそれを繰り返していて困っている。
　車がBMWなので修理代が1回10万円くらいかかり、悪くもないのに家族から
　責められる。」
という被害者の悲壮な声を聞きました。

被害者は、駆除のため、今まで市販の猫除けや車の下に嫌がらせのマット等を
敷いたのだが、どれも効果がなかったようです。

当方は、中古車センター等自動車業界に車の消臭剤を納めてサポートしています。
行きつけの整備工場等で1年1回くらいエンジンルームに猫を巻き込む事故の
修理があるので、今回の件も猫が有力だと思いました。

しかし、猫が入るスペースがBMWにはないとのことで、何だろうと思います。
蛇のケースも聞いたことがあります。

仕方なく正体不明のまま退治対策を考えました。
車は金属があるので、酸化物が使えない難しさがあります。

もうあれしかない！
　とうがらし抽出液のフラットをホースに塗れば、噛んだらピリッときて、
　かじらなくなるのではないか。

　ゴミ袋にかけたら猫が破らないのは実験済みだと、
　フラットをホースに塗ることを提案しました。

　修理会社からもホースに塗っていいという返事があり、
　ハケでフラットを塗り修理しました。

後日、正体不明の動物が少しかじりかけたところで止めたようで、
液漏れもありませんでした。

大成功！
数日後、捕獲器をかけたところ、イタチが捕まりました。
今まで捕まらなかったのに。
なぜ、イタチがラジエーターのホースをかじったのか、誰も分かりません。

カーショップ越後屋さんの話では、ラジエター液が甘いからだとか。
フラットを混ぜたらどうだろう。



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